被爆桜
本川と元安川に挟まれた南端に江波山がある。その山にある樹齢160年、74年前の原爆の爆風と熱線に耐えた
被爆樹木「ヒロシマエバヤマザクラ」が満開となった。
桜の木の向こうに見える江波山気象館も被爆建物だ。爆風で曲がった窓枠、飛び散り、壁に突きささたガラス片などが
そのままにして残してある。
江波山は映画「この世界の片隅に」で主人公のすずが小学生の時、波をうさぎに見立て海を描いた場所だ。
ウィークデイの夕方に訪ねたが、気温も低かったからなのか、桜並木もみごとなのに人が少なかった。
しかし、この土日は大いに賑わうことだろう。