平和夏のつどい 開かれる !
7月15日(金)虹の会館ほっこりにて、毎年恒例、平和夏のつどいが開かれました。
今回のメインは元広島共立病院医療ソーシャルワーカー・三村正弘さんの『半原爆孤児で半胎内被爆者であった私』と題してなされた講演。三村さんは15歳で両親を失った後、苦学して大学を出、医療ソーシャルワーカーに。福島生協病院、共立病院に勤務する間、在外被爆者支援、原爆症認定訴訟、黒い雨降雨地域拡大運動等々…様々な活動に献身的に関わられた様子が語られました。
後半は、広島共立病院院長だった故・丸屋博医師が在外被爆者治療の中で出会った韓国人被爆者のイ・スンギさんとの交流を絵本にした「やくそくのどんぐり」の作者大門高子さんも東京からオンラインで登場し、経緯を紹介。絵本のタイトルに由来を持つ共立どんぐり保育園の先生による絵本の朗読につづいて、園児たちが元気いっぱい園歌を合唱するビデオが会場に流されました。
戻り梅雨の合間のひと時、みんなで平和について考えた午後となりました。