華氏119

イラク戦争とブッシュ政権を批判した「華氏911」を描いたマイケル・ムーア監督が、トランプ政権を誕生させたアメリカとそれに抗う民衆のたたかいを描いた「華氏119」を観に行った。アメリカ第一主義を掲げるトランプに対して、環境保護、銃規制、国民皆保険など真っ当な要求をかかげた労働者、若者の力強いたかかう姿に感動した。しかし、そうした人びとも共和党とともに大資本に支配された民主党に依拠せざるをえない選挙制度の問題を痛感した。ただ、映画のなかで「あきらめることが独裁者への道を開く」との趣旨の言葉があったが、日本の現状を想い共感した。

 

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